好きな作品を羅列してみる その1 書籍編
みなさん、こんにちは。このブログの筆者のやくひなです。
今回は好きな作品を羅列してみたいと思います。
「そんなん興味ねえよ」って人が大多数だとは思いますが、これは自分に必要なことかなと思いましたので書くことにします。
現在の自分は好きなモノが自分ですら良く分からない状況が続いています。
会話を嫌う為、「好きなモノ?特にないかな」と返し続けた弊害です。好きなモノが無いと自分に刷り込まれた状態ですね。他人との関係を広げようなんて思わないので、好きなモノを公表できるようになるという手法は取りたくないので、自分で再認識する方法としてここに書き出そうと思いました。
碌な内容にはならないと思いますが、同じような傾向の人がいるとしてその人の参考にでもなったらいいなと思っての事です。
作品と銘打ったので、本、漫画、アニメ、ゲーム、音楽の順で触れていきたいと思います。
各項目でそんな長々と解説するつもりもないので、そこはご了承を。
自分の趣味は読書ですが、そんなに量を読んでいる訳ではありません。良いとこ年間50冊ってところでしょうか。それも小説ばっかりで、学術書とか自己啓発本とかはあまり読んでいません。
文体や作風の好き嫌いがそれなりにあり、あまり新規開拓もしないので作家単位での紹介になります。
一番好きなのは、北方健三先生の作品ですね。
この方の作品は、ハードボイルドと歴史小説が主になります。
”水滸伝”が有名かと思います。男の生き様が荒々しくも繊細に書かれてると思います。
ジャンル的に登場人物の魅力が発揮されきる前に退場となることが多いのが、自分の琴線に触れるのはあるかもしれません。
好きな作品は、もちろん”水滸伝”シリーズです。全50巻と大長編シリーズです。
次に、森見登美彦先生です。
この方の作品は、ファンタジー(なのかな……?)が主になります。
”夜は短し歩けよ乙女”が有名かと思います。少し前に”ペンギン・ハイウェイ”がアニメ映画化しましたね。軽快な文章と緩いシナリオ構成が良いですね。登場人物にまあ駄目な大人が多いのが特徴かもしれません(笑)
好きな作品は、”恋文の技術”です。”有頂天家族”も良いですけど、読んだ時の驚きと粋を感じたのは”恋文の技術”でした。
お次は、故 江戸川乱歩先生です。
なんなら本読まない人でも聞いたことある程度には有名かと思います。
この方の作品は、推理小説とミステリーが主になるかと思います。
作風が暗く人間の欲を扱うことが多いですね。人は選ぶかと思います。
好きな話は、”芋虫”と”屋根裏の散歩者”です。どちらも人間の欲が暴走する過程を描いた作品です。
次は、岩井恭平先生です。
この方の作品は、基本的にボーイミーツガール風味の強いSFと超能力ファンタジーです。
小説版の”サマーウォーズ”を執筆されています。
ライトノベルらしい文章ですが子供っぽさはないですし、登場人物が生き生きしてるので自分は好きです。登場人物が自分の居場所を求めているのが、自分の琴線に触れたのだと思います。
好きな作品は、”ムシウタ”シリーズですね。ボロボロになりながらも自分の信念を曲げない少年少女らがとても魅力的な作品です。
最後に、故 夢野久作先生です。
この人の作品は、ミステリーともホラーとも推理とも言い難い。
最も有名な作品は、”ドグラ・マグラ”でしょう。日本探偵小説三大奇書とか呼ばれていますね。面白くとも読みにくくてしょうがないです(笑)
作品の雰囲気が陰鬱で救いのない作品が多いかと思います。文体の癖が強く、読み進めるまで要領を得ないことも多いので、江戸川乱歩先生の作品以上に人を選ぶかと思います。
好きな話は、”死後の恋”ですね。表現の方法はエグいですが、人間の裏も表もしっかりと表している作品だと思います。
他にも、百田尚樹先生や冲方丁先生、富樫倫太郎先生、柳田国男先生の作品を好んで読みます。
凄いざっくりとした嗜好を言うなら、人間の生き方を書いた作品が好みですね。ジャンルとしては伝記なんかも好きですが、情報が多すぎるし時系列が上手くつながらない事が多いので苦手です。
絵本や児童文学なんかも好きですが、流石にそれらのコンテンツに触れる場所に自分がいるのは主としている顧客層に申し訳ないので遠慮がちですね。
情報の定着具合が酷いので、学術書や自己啓発本、ビジネス書は避けがちです。そんな面白いとも思えないですし、身にならない情報を取り入れてもしょうがないという考えからですね。
本当ならこのまま漫画なども……と考えていたのですが、それは字数を考慮して止めておくことにします。
漫画などは、後日に持ち越させていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。