反社会的人間の戯言

底辺大学卒業の工場作業員の♂である自分を通して反社会的人間の思考回路を観測してみよう。  ※文章が支離滅裂なときが度々あります。

電子媒体への不信感

皆さん、こんにちは。このブログの筆者のやくひなです。

発売したての頃に購入してもらったPS2の電源が入らなくて困っています。年代物で、サポート終了、自力で修理するしかないのですがどこがイカれてるのか分からないときた。とりあえずばらして内部の清掃とスイッチ部のハンダ付けはし直しましたが前面の赤ランプが点灯しない。買い直すほどでもないからこそ、途方に暮れてます。

まあ、我が家のPS2事情はどうでもいいのです。

 

 

さて、今回の導入に移ることとします。

皆さんは現金派ですか、それとも現金以外での決済派ですか。自分はどうにも電子決済というものが信用しきれないので現金派です。クレジットカードはそれ自体は便利でしょうけど、自制心が足りない自覚があるので持たないようにしています。使わないなら現状は必要ないですし。

これは何もお金だけでなく、他の媒体でも同じです。書籍も音楽データもゲームも基本的に現物で購入します。時代にそぐわない拘りみたいに思えるでしょうが、これにも理由付けはちゃんとあり、メリットとリスクを考えての選択です。

今回は電子媒体のどこに不信感を抱いているのかを記していこうと思います。 

 

 

まずは電子書籍などの方から話していきたいと思います。

電子書籍や音楽データ、ゲームのダウンロード販売などは、とても便利なサービスだと思います。いつでも入手することが出来て、場所を問わず手元にあり、場合によっては安いときてます。これは使わなきゃ損と思えますが、自分としてはメリットとリスクがいいとこ半々にしか思えないんですよね。

現物至上主義みたいな考え方なので、転用できない。かつ、所有が確定しないというのはどうにもいただけないのです。

 

ここで言う転用とは、人との貸し借りや再現金化も指しての事です。人は不変の存在ではありえませんので、好みが変化するというのは自然なことです。そして好みに合わなくなったものは、不要な物と大差ありません。不要な物は余り手元に置いておきたくないので、譲渡や売買をしたいのですが、電子データはそうもいきません。データのみの譲渡販売は著作権を持たない個人に許されるものではありません。しかし、本体ごとの手放すのは厳しいものがあります。

 

所有が確定しないというのは、予期せぬ事態で使用が不可になる事を言いたいのです。電子データの管理方法は2種類あって、アカウントに紐付けされるか機器に紐付けされるかで違います。どちらがいいというのは一概には言いにくいですが、どちらも不慮の事態で利用に制限が掛かります。

アカウント紐付けの場合は、少し前にピエール瀧が逮捕された際に電気グルーヴの楽曲が配信停止になったように、管理側にデータの使用が一任されているので、サービス終了した際には一切使用できなくなるというデメリットがあります。しかし、複数の機器で利用できるので便利なのは間違いないでしょう。

逆に機器紐付けの場合は、先の例のように配信停止にはなりえませんが、機器に重大な不具合が起きた場合に全ての利用が出来なくなり、同じデータを利用するには再度入手する必要があります。

 

現物で所持する場合にはこれらの事を心配する必要はありません。もちろん、現物は汚損しますし経年劣化もしますが、これらは自らの管理でどうにか出来る事ですし、代替もそれなりにききます。そしてこれが自分としては重要なのですが、全ての商品が電子媒体化しているというわけではありません。マイナーな作品は電子化しないのでそれらの選別をしないで済むのが現物で所持することのメリットと言えるでしょう。

何でもそうですが現物を所有しているというのは、±は別として資産を持っているという事です。どちらがいいかは人によるかと思いますが、自分は部屋が散らかっても好きなものは所持していたいと思います。

 

 

次に電子決済について話していきます。

電子決済については正直あまり詳しい訳でも無いので、食わず嫌いの面はありますが、それでもリスキーな感じがして手を出す気になれません。

というのも、現在の日本の支払い方法は、大まかに現金,カード,電子決済の3つに分けられると考えていますが、電子決済を選択する必要性を見いだせていないのです。大体の場所で現金は使えますし、現金不可の場所はまず間違いなくカード決済に対応しています。現金や財布を持たなくてもいいというだけで、電子決済に移行する意味が自分には分かりません。スマホひとつで決済できるというのはスマートではありますが、スマホを紛失した際に無一文であるという事と変わりありません。現金を財布で持ち歩き、かつ電子決済を使うというのが理想なのかもしれませんが、それは必要なことなのかと懐疑的です。ポイントが付与されることも多く、若干安くあがるというのは魅力的ではあります。

 

外国でカードや電子決済での支払いが一般的なのは、貨幣自体の信用が薄いことも有るかと思います。日本は偽札が横行するような事は現在のところありません。それを考えると別に現金を毛嫌いする理由が無いのです。そして、自然災害が多くないことも一因でしょう。電力が安定的に供給される国なら、カードや電子決済はいつでも使える便利な物でしょう。しかし、地震大国の日本は度々一部の地域での電力供給がストップしています。ここ5年間でも、複数回の震災が起こって、その度に該当地域では電力供給がストップしていました。

カードも電子決済も電力が必須です。勿論、レジのキャッシャ-を動かすにも電力は必要ですが、現金が有れば会計自体は不可能ではありません。しかし、カードと電子決済は不可能と言えるのではないでしょうか。

これまで自分のいたところは地震に遭ってないから平気というのはたまたま運がいいだけで、いつ自分がまきこまれるか知れたものではありません。そういう時の為にも、ある程度の現金は持っていて然るべきだと思います。

 

資本主義という制度は正直好きでないですが、お金というのはよく考えられています。少しの利便性の為に電子化を進めてわざわざ損失を被らなくてもいいのではないかと思っています。

 

 

現物も電子媒体もどちらもメリットはありますし、デメリットは存在します。

これらはどちらが良いというものでもないので、どちらかに傾倒し過ぎず必要に応じて利用するべきです。大衆に流されるままに利用して、損失を被ったとしても誰も補填してくれません。自分の行動は自分で決めたいものです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。